2010年08月30日
朝寝坊のモンキチョウ(紋黄蝶)
蝶は意外と朝寝坊である。早朝の散歩に合わせた写真撮影ではこれは都合が良い。草に止まっている蝶は、花のように動かないので、カメラを近づけてマクロ撮影ができる。モンキチョウ(紋黄蝶)を撮ってパソコンの画面で見ると、緑の目玉が印象的である。モンキチョウの目玉が緑色であるのは今まで気が付かなかった。周囲の緑が目に映っているかのようである。雨の降った後では、動かない蝶の羽の縁に細かい水滴が着いている。これでは、水滴が乾くまで飛ぶのは延期であろう。
コンタクト 緑入れたか 紋黄蝶
水滴の 乾くを待つ間 朝寝坊
- by 秘境探検隊長
- at 03:30
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昨日鶴沼ワインフエスからの帰途浦臼駅の無人駅には始発でもないのに、すで30分以上も前からワンマンカーが停車しておりましたので時間を持て余し、手入れの良く行き届いた花壇だあり、20本もの満開のカンナに見とれておりました。
この無人駅には当然空調はありませんから、本数に少ない路線で時間待ちの旅人にとって冬季間は車内の暖房は大助かりと思います。
その花壇は、通常の地面置きのプランターではなく、腰をかけて休憩出来るほどの高さでしたから、進化した高級な花壇と言えます。
実はそのカンナの前列のイネ科のような花の葉陰に紋黄蝶が羽根を閉じて休んでいたのですが、目のコンタクトの色までは気が付かず、今日の秘境記事を見て誠に残念でした。
兎に角この路線は総てが秘境です。
伊東さん 浦臼駅の花壇にカンナの花とは、豪華ですね。札沼線は幾度か乗りましたが浦臼駅での待ち合せは経験していません。この無人駅には歯科の診療所がありました。
以前のコメントに伊東さんが書かれていた、長寿国スウェーデンでのコーヒー・紅茶論争(どちらが健康食品か)を御本で読まさせていただきました。我が家は、最近はもっぱらコーヒーです。
無人駅に歯科診療所の取り合わせは不思議なことである。
仮に有人駅であってもこんな例は外に無い。
時間があるのでコーヒーを飲むために重い荷物を抱えて駅前の中心部へ向かったものの、駅前には新築の役場庁舎と、中心部には、これも新築間もない信金と郵便局としゃれた喫茶店が四つ角の3箇所を占めていたが、残念ながら喫茶店にはCloseの札が下がっていた。
衰退一方の一地方の小さな街にインフが整って居り、不思議なことであるが謎は解けたように思う。
過日の探検隊長の記事によるおと、来年3月に石狩川対岸の美唄と浦臼を結ぶ美浦鉄橋が開通し、渡船の利用チャンスを失したとの記事から、地域の活気を先取りした街づくりの一環が、無人駅と歯科医の奇妙な組み合わせになったものと思う。
秘境に過度的な変化や変遷の波が訪れても、秘境なればこその、一時的な違和感であり秘境としての名は不変と理解した。
「美浦鉄橋」とあるのは「美浦大橋」で、自動車道路用で、2011年完成予定ですね。