2010年09月12日
銭函天狗山のツリフネソウ
銭函天狗山は587mの低山であるけれど、大都市札幌からのアクセスが容易であり、登山者の多い山である。登山口からほど近いところに銭天山荘と名づけられた山小屋もある。急坂が続き、岩場の山頂に達する。登山道路にはツリフネソウやキツリフネソウの花が見られる。吊舟草とは花の形が、帆掛け舟を吊った形に似ていることから命名されている。帆が下にくるように咲いている。花の中は船倉とでも形容できるだろう。船倉の中を覗いても積荷もなく空洞が見えるだけである。
帆を広げ 吊舟泊まり 天狗山
船倉に 積荷も無くて 吊舟草
- by 秘境探検隊長
- at 16:44
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