2010年10月09日
日の出時に大木となるウド
日の出の写真を撮るのは時間との勝負みたいなところがある。日の出は数分で終わり、日の出時の空の光の変化も日の出の前後のわずかな時間内で終わる。大きく育ったウドの彼方の空に陽が顔を出してくる。ウドの花と実の小さな球が集まった塊がシルエットになっている。シルエットのウドの近くに比べるものもないので、ウドの大木の表現のように、大きな木にも見えてくる。朝日のカメラへの取り込み方を調整してみると、ウドが輝いて、まるで氷りついた木のようでもある。
日の出時 ウドの花実は 影絵の木
朝日浴び 白く輝き 氷の木
- by 秘境探検隊長
- at 04:02
comments
山菜としてのウドは個人的には目がありませんが、近郊ではあまり見かけなくなりましたので,大木ともなれば尚更です。
先月末から北海道ワイン株式会社の本社前に造成されている花壇の整備に通っております。
花壇全体を「ワインの丘癒しの森」と名づけているだけあって、ウドの大木は、そこ此処の芝桜の斜面に残してあり,今は丁度山葡萄の粒のような黒い小粒の玉が、上の爪句の写真のように球形状に稔っております。
「ワインの丘」は、憩いや癒しを求める観光客が散策しやすいように整備されており、行く行くはホタルの飛び交う名所を目指して,日本ザリガニの棲むせせらぎには、行く行くはホタルの飛び交う名所を目指して,ホタルの餌になるカワニナも殖え始め、周辺はこの地域特有の植性を極力復元しております。
貴重な自然植生の最たるものの一つが、地味ではありますがウドの大木のように思います。
ワインの丘には、今年初めて雪虫が舞っておりました。
伊東さん 北海道ワインの花壇の整備に精を出されていますか。来年の春には訪問してみたいと思っています。
実になる前のウドの花は小さくて、最初はこれが花だとは気がつきません。黒実になるので、実の前は花であると確認できます。
「ワインの丘」はビオトープですね。札幌市内にもビオトープはありますが、企業が力を入れた大だい的なものはないようです。