2010年10月31日
初雪と紅葉の恵庭荘
雪印種苗園芸センターの敷地内に「恵庭(けいてい)荘」という木造建築物がある。案内板を読むと、1893(明治26)年、札幌の呉服商「京屋」の主人が京都から宮大工を呼んで造らせたもので、その後この場所に移設されている。縁側から恵庭(えにわ)岳を望むことができるため、この名前になったとのことである。初雪が解けずに建物の前に残っていて、傍の木が色づき、その落ち葉で地面の雪に色を添えている。庭園側の芝生は雪で覆われていても、周囲の紅葉は見ごろである。
初雪に 紅黄(こうこう)落ち葉 色加え
庭園に 雪と落ち葉の 恵庭(けいてい)荘
- by 秘境探検隊長
- at 05:44
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