2010年11月24日
菜洗神社境内の紅落葉
菜洗神社は八紘学園の巨石庭園に隣接してある。鳥居と小さな祠のような社殿が狭い土地に配置されていて、注意を引くような神社ではない。しかし、この神社には見所がある。一つは、小さな社殿の前に無造作に置かれたような狛犬で、透かし彫りの施された渡道の名品である。もう一つは紅葉の季節の境内の景観である。散った紅葉が境内を埋め、境内横のイチイの巨木の下まで、紅色の落葉の絨毯を敷き詰める。狛犬の名品とこの期間限定の秋の景観は、都市の秘境と表現してよい。
名品の 狛犬かすみ 紅落葉(べにおちば)
イチイの木 樹肌目立ちて 紅飾り
- by 秘境探検隊長
- at 03:01
comments
コメントを入力してください
この時期にイチョウが一気に落葉し地面を黄金色に彩る光景は見事であり、よく目にするが、紅葉が一気に落葉した光景は余り記憶にない。
風が無く静かに冷え込む夜半に一斉に落ちるのだろうか。
先週、小樽の花壇整備で芝生を良好に保つために落ち葉を処理しました。
広い芝生の樹種は大半がシラカバとか楢の他はホウやカラマツが数本であるからどれもこれも見栄えのしない枯れ葉であり、芝生に積もった枯葉収集は軽作業どころか厄介そのもので、路面に積もったイチョウや爪句の紅葉の落ち葉処理ならば多分苦にならないかも知れない。
紅黄葉は枝にあるのを見上げるのが趣があるのですが、一面に散って紅黄葉の絨毯になった地面を見るのも、なかなか乙なものです。ただ、落ち葉の掃除の役に回ると、風流心も雲散霧消の感があります。ホオの枯葉は、焦げ茶色のきたない色で、葉も大きく、落ち葉のうちでも一番の嫌われものでしょう。