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2010年12月14日

湯の里の社殿の無い定山渓農地神社

 国道230号で定山渓の温泉街を通過し、中山峠方向に向かうと、豊平峡温泉にゆく分岐路が現れる。この分岐路を少し行くと定鉄バスの豊橋停留所があり、近くに札幌市定山渓7区会館の建物がある。会館の前は「やまびこ公園」となっていて、公園に接した林一帯が定山渓農地神社の境内である。

社殿なく 鳥居に架かる 陽の祭神

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 この神社の創祀は1911(明治44)年で、天照皇大神、大国主神、倉稲魂神、猿田彦神、大山祇神が祀られた。その後1917(大正6)年に現在地に移転している。社殿はなく、松の木に囲まれて御影石の五角柱が置かれていて、これがご神体となる。この五角柱は5祭神に合わせて作られたのか、それとも五角柱の拘りが最初にあって、それに合わせて祭神を決めたのか、そこら辺のところは不明である。

祭神名 ご神体なり 五角柱

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 鳥居の横に馬頭観世音碑があり、これは1924(大正13)年に建立されている。この碑とならんで「露天風呂」の看板があって、いかにも湯の里豊平峡温泉の神社である。この神社の横の道をさらに奥に行くと、豊平峡ダムにつながる道となる。

湯の里の 社の前に 風呂看板

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