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2011年01月02日

原っぱの境内の東米里八幡神社

 白石区東米里地区は月寒川、厚別新川、旧豊平川、10号幹道線に囲まれた地域である。地区の中央を東雁来江別線が延びていて、この道路に沿って東米里小・中学校がある。学校に隣接して東興寺があり、さらに東米里八幡神社の境内が並んである。道路脇に大きな石作りの社名標柱が建っている。

原っぱに 社名標柱 威を正し

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 境内は広いものの、境内には鳥居と社殿、手水舎、由緒板、馬頭観世音碑があるだけで、原っぱが目立つ状態である。境内にある由来を読むと、明治26年に創祀で、入植者が富山県宇佐八幡宮からの分霊を受けて祀っている。社名にある八幡の神は応神天皇の神霊で、これに比売神と神功皇后を加えた三神を八幡神社の祭神としている。鎌倉の鶴岡八幡宮のように、八幡宮は武家の守護神である。古神道の特色である巫女信仰から発しているといわれている。
 神社のある辺りは馴染みの薄い場所で、神社の取材でもなければ来る機会のない場所である。しかし、この辺りの開発は進んでいるようで、取材時にも道路の工事などが行われていた。神社の周囲の開発が進めば、原っぱだけの境内の様子も変わっていくのだろう。

社殿横 由来で知りて 宇佐八幡

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