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2011年01月09日

新雪の山道

 8日は雪が降ったり、晴れたりだったので、スノーシューを装着して、新雪の上を歩いて、冬山登山訓練と決め込んだ。しかし、訓練とは程遠い、雪上だらだら散歩である。晴れると景色は良くて、大雪で、上から眺めると家々は雪を被っていて、典型的冬景色である。

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 行く方向の雪道を遠くから見ると、簡単に歩いて行けそうなのだが、新雪で固まっていな雪道歩行は簡単ではない。

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 スノーシューをつけていてもかなり深く雪に埋まってしまう。埋まった足を引き出すのに、雪の無い時に比べると、結構余分なエネルギーを消費する。

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 ちょっと小高いところまで行くのでも体力を使う。水平に近いところを1、2km程度歩くだけでこれだけ大変なら、1000m級の冬山は無理と思われる。冬は精々遊歩道散歩ぐらいか、と考え始めている。

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 野鳥が目につくのだけれど、撮ってみても木しか写っていない。足元も不安定だし、野鳥を撮るようなカメラを抱えている訳でもないので、野鳥に逃げられても当然である。

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 野鳥が撮れなければ、白ミンクを撮ってみる。こちらは動く気配がなくて、写真に収まった。スノーシュー訓練も写真撮影も中途半端で、運動不足解消に少しばかり役にたったと、強いて思ってみる新雪山道散策である。

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白ミンクの画像を見て、一瞬、豪雪の雪かきのお疲れで一休みの合間に雪だるま感覚で戯れに仕上げた傑作と思いましたが、自然の造形とわかり二度びっくりです。
定期的に出現する造形としては、初夏の白馬岳が有名ですが、雪が織り成す様々な自然現象の妙を感じます。
それにしても、ほんの一瞬の白ミンクを捉えたのは、秘境探査への研ぎ澄まされた感度の為せる業ですね。

  • 伊東 裕
  • 2011年01月09日 09:15

 気の枝などに現れる、積雪の造形はなかなか面白いものがあります。カメラのアングルをうまく選んで撮ると、雪の動物園です。動かないのが撮影上好都合です。冬の戸外撮影のテーマになります。

  • 都市秘境作家
  • 2011年01月09日 12:15
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