2011年01月10日
原始林の端にある恵迪寮歌碑
成人の日の1月10日は、荒れ模様の天気予報に反し、青空が広がっている。この機会を有効に利用しようと、北大まで写真を撮りに行く。恵迪寮の寮歌碑は、構内の原始林の端にあって、歌碑のところから原始林を貫く道が二手に分かれて延びている。除雪もきちんと行われている。歌碑は明治45年度の寮歌であるけれど、別の寮歌に「原始の森は暗くして」の一節がある。しかし、環境整備が進む構内には、今や暗い原始の森は残っておらず、葉を落とした木々のある明るい一画である。
分かれ道 歌碑が要の 原始林
歌い継ぐ 名歌の歌碑や 綿帽子
- by 秘境探検隊長
- at 14:00
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恵廸寮歌碑のある構内位置近辺が原始林であったとは現状からは想像できませんが、北大正門と北13条門の中間点で、中央食堂から西5丁目へ抜ける辺りは僅かですが原始林に近い様相を呈しているように思われます。
それにしても、札幌駅から500m位、徒歩で10分くらいの近くに正真正銘の都市秘境が存在している事は信じ難い程に異例と思います。
歌詞の内容は他の大学の歌詞とは全く違い、当時の厳しい北海道の四季をそのままに表現しており、生粋のドサンコにとって、懐かしい追憶とは全く違和感の無い秘境情景です。
原始林の名残を残す一画は、現在は恵迪の森と命名されています。恵迪寮があった頃には、寮の周辺は原始林と言ってもそれほど違和感はありませんでした。この林に囲まれて水泳プールもあった事を知っている人はほとんど居なくなったのではないかと思っています。恵迪の森と立派な名前がつけられても、原始林からはほど遠く、やっと保存されている林といった雰囲気です。