2011年02月02日
雪道のカラマツのマツボックリ
マツボックリが付いた枝が低木にある。こんな小さな木にマツボックリがと思って良く見ると、高いカラマツの木から枝ごと落ちて、引っかかっているのである。マツボックリは、種の成長と散布のための保護のカサで、松カサとも呼ばれる。毬果の呼び名もあるけれど、普通にいわれる果実ではない。種の無くなったマツボックリはおもちゃやインテリアに利用されることもある。写真の被写体にもなる。雪道に落ちていたカラマツのマツボックリを、付いた雪と一緒に撮ってみた。
カラマツが 落とす松カサ 雪の上
マツボックリ 被写体になり 雪小道
- by 秘境探検隊長
- at 12:32
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昨年初冬の11月初めに小樽市毛無山の中腹に在る北海道ワイン(株)本社前方の林で、落ち葉処理していた時のこと、前日の強風でシラカバやカラマツの枯れ枝が散乱しており、カラスの巣があったカラマツの太枝が巣諸共折れて落下し、カラスが騒いでいたのがまだ耳に残っているが、鳥は風の強い年はあまり高い位置には巣を造らないとの言い伝えがあるから、てっぺん近くでもない巣が太い枝諸共落下するなどとは環境悪化としか言いようが無い。
この時期の木々は枯れ葉を落とし、みずみずしさは無く、一見枯れ枝のように見えても、枝先には来年に備えて既に固い芽が待機しており、簡単には折れない筈である。
昨年初冬のドカ雪ではあったが、家の近くを流れる川沿いの柳が、まるで薙ぎ倒されたように無残に折れたのは「柳に雪折れなし」の諺も環境変化の前には既に死語かも知れない。
今朝の一枚の絵の落葉松マツボックリが枝ごと落ちていたのは、手入れ不足に加えて、気象異常が想像以上に進行している証拠なのだろうか。
雪の山道を歩いていると、結構立木が折れているのを目にします。立木にとっても、冬は試練の季節のようです。雪による倒木なんかは放っておかれるのでしょうかね。小さな小枝、特にカラマツの枯れた小枝は、ちょっとした風いでも折れて地上に落下するようです。こんな落下物が雪道にあったりして、拾い上げて見ています。