2011年03月25日
松ぼっくりの語源
松の木があったので、松葉の中を覗いてみる。松ぼっくりの出来立ての小さなものから、成長したものまで針状の葉に隠れたようにしてある。これは毬果(球果)と呼ばれる松の実で、ここに種が成長する。松かさとも呼ばれ、さらに成長すると、傘が開くように松かさが開き、そこから種が散布される仕組みである。この松ぼっくりは、松陰嚢(まつふぐり)が転訛した語であるのを初めて知った。この語を考えつき、言い伝えてきた人たちの想像力とユーモアはたいしたものである。
松葉中 生まれたてなり 松ぼっくり
ぼっくり語 ふぐりに似ての 転訛なり
- by 秘境探検隊長
- at 00:21
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