2011年04月17日
雪の試練を受けるクロッカス
4月の半ば頃、庭の雪解けを待ちかねたようにクロッカスの花が咲き出す。しかし、札幌では4月の中旬でも雪が降る。花が開き切らないクロッカスが雪の中に寒々と咲いている。毎年繰り返される、クロッカスが受ける早春の試練である。葉は細長く剣状で、茎の弱い花ではあるけれど、寒さには強そうである。クロッカスの脇で、幅広の丈夫そうな緑の葉が伸びている。これはチューリップの葉である。クロッカスの退場と入れ替わって登場するため、今から雪の中で準備中である。
クロッカス 4月半ばに 雪試練
雪負けじ 葉の元気なり チューリップ
- by 秘境探検隊長
- at 07:26
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この時季、春一番の先頭集団の一員として、雪を被っても健闘しているクロッカスは目の覚めるような色彩も良く、春らしい花なのに、実は私は、これと似たようなサフランとの区別が付かないのですが、40年位前に消化器系の大病をした後で朝鮮人参と焼酎で薬用酒を漬け込みました。
そのとき一緒に仕込んだのが、乾燥したサフランの雌しべで、朝鮮人参よりも高価であったことが、後々のひまわり研究で、花粉や雌しべ採取に至った遠因となりました。
このたびの東日本大震災では、福島原発で立ち入り禁止地区に指定された半径20キロ圏内の放射能汚染土壌浄化を目的とするひまわり作付計画案が浮上しておりますので、ひまわりの「放射線耐性」の他にも、花粉や雌しべやオシベに有望な健康食品への可能性も高く、土壌汚染浄化と同時研究することの画期的意味合いに大いに期待しております。
以前、内閣府が札幌で「紅葉キャラバン」の名称で特区申請推進セミナーを実施した際「ひまわり特区」の提案は極めて有望であるとのお墨付きでしたが、農地法や薬事法・酒造法などとの調製が極めて困難であることから、申請は見送りとなった経緯があるました。
しかし、当時と今とでは状況が激変しており、今はむしろ救世主的存在と思いますので、この際「ひまわり特区」ではどうかと思っております。
放射能土壌浄化の目的で福島県で大量のヒマワリが植えられることになれば、将来ヒマワリを介して北竜町と福島県のどこかの市町村との姉妹関係に発展することなんかも考えられそうです。