2011年04月25日
早春の庭で天下を誇るクロッカス
早春の庭はクロッカスの天下である。紫、白、橙と花びらの色は様々で、蘂の橙色が鮮やかである。花びらの模様も洒落ている。球根の花で、球根で増やしたつもりもないのに、思いがけない場所に勢力を拡大して咲いている。クロッカスのこの増え方はいつも不思議に思っている。同じ色と花柄のものが固まって咲いているのが普通であるけれど、仲間はずれにされたか、進んで孤独を選んだか、一株で咲いているのもある。花の咲き方に、人間社会での人と人との関係を投影して見る。
クロッカス 一株で咲き 孤高なり
集まりて 配色似たり 早春花
- by 秘境探検隊長
- at 09:42
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クロッカスの色彩には圧倒されます。
「クロッカス1株で咲き孤高なりは」私にも経験あり,不思議な事なのですが,多分、他の花や樹を移植した時に、球根が小さくて土の塊に紛れて移し植えられたのが原因のように思いますが,如何でしょうか。
クロッカスが球根を移植もしないのに、どうしてあちらこちらに散らばって咲くのかは謎です。球根の花のチューリップにもその傾向があり、植えた記憶もないところに咲き出していたりします。球根が何かの理由で移動するのでしょうかね。解答は得られていません。