2011年05月20日
有島武郎文学碑の母子像
大通公園9丁目に、注意しないと見落とす有島武郎の文学碑がある。有島の「小さき者へ」の一節を武者小路実篤が筆を取って、半沢洵が題字を揮毫している。ここで半沢は北海道帝国大学教授で「納豆博士」とも呼ばれた応用菌学者で、有島と親交があったことから武者小路と並んで文学碑に名前があるのだろう。文学碑には母子のレリーフがあり、制作者は北海道教育大学教授の藤川基である。小さき者である子供が母親に見守られて、未来に向かって進んで行くのを暗示している。
デザインは 「小さき者へ」 母子の像
母子共に 未来に向けた 顔のあり
- by 秘境探検隊長
- at 09:14
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