2011年05月27日
西野緑道の白樺の顔
西区緑道の、眩しいばかりの新緑の白樺並木を歩いていて、いつもの癖で白樺の幹に顔を捜している。大抵の白樺の幹に見つかる典型的顔があり、写真に記録するまでもないと思う。しかし、傍に桜の花があるのが珍しいので撮ってみる。髪のある顔を見つける。雰囲気からこれは女性とする。最近の日本人女性はほとんど髪を染めているので、髪を染めない女性を見ると、日本人ではないのではないかと錯覚する。この点、白樺幹の女性の顔は黒っぽい髪で、本来の日本人女性である。
幹の顔 桜花(おうか)囲みて 得意顔
髪染めず 黒髪気づき 日本人
- by 秘境探検隊長
- at 13:27
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以前、初めてプログでシラカバ樹幹に出現した人の顔立ちを見たときは、自然環境の中には何と偶然の所産のあるものかと思う一方で、先生の手にかかると、凡人には見えない現象に気づかせてもらえることに、共感する前に唖然とする事が屡でしたが、最近ひまわり研究で培ったバイオ的且つ科学的視点から遅まきながらやっと氷解しました。
樹木の枝は、たとえばひまわりの葉を真上から見下ろすと効率的な光合成のために極めて正確な一定の間隔で次々と生え、しらかば樹枝も同様に規則的に生成しますから、枯れて折れた枝の位置は決してランダムでなく、それがあたかも人の両目の間隔のような、又は鼻口耳のような形状を呈することは決して偶然でなく、或一定以上の頻度で発現する事となり、注意して観察すれば案外と多いのは当然なのかも知れません。
枝の痕を数学的(例えばヒボナッチ数列とか)に考察して、それが顔の形になる理屈みたいなものを考えるのも面白いかもしれません。偶然と必然の境目辺りで幹に顔が現われると考えると、これは興味深いテーマかも知れません。