2011年05月29日
北大構内のエゾエンゴサク
北大構内の草地にエゾエンゴサクが咲いているのが目に留まる。多分、昔からある株もあれば、観光客へのサービスも意識しての構内整備で植えられたものもある。4月の下旬になれば花を付け始め、5月の下旬でも見ることができ、結構長い間咲いている花である。花茎が伸び切った株では、花の上下の間隔が目立ち、咲いていた期間の長さを表しているようである。学内の道の傍に咲いていても、学生が足を止めて見ることはないようで、筆者も北大の住人であった時は同じであった。
伸びた茎 エゾエンゴサク 学府内
学生の 視線至らず 学府内
- by 秘境探検隊長
- at 08:36
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現在、学府内で学生の視線が爪句やエゾエンゴサクに全く届いていないのか、或いはしっかり届いているのかは別として、川柳や俳句や早春を代表する花に心理的な関心は必ず有る筈と思います。
今朝の海外からのプログで「HAIKU愛好家として有名な欧州連合(EU)のフアンロンバイ大統領は、首脳協議後の共同の記者会見で東日本大震災の被災者に思いを寄せた英語の俳句で菅首相や報道陣を感動させた。
「嵐去り、後にのこるは 優しき心」
日本語と英語の大きな隔たりは私達日本人の大きな悩みの一つですが、外国首脳に俳句愛好家が居るとは信じ難い程の驚きと、ある種の将来への明るい展望であり希望でもあります。
いずれは爪句が英訳され、国際舞台で話題になるような予感が致します。
EUの大統領は俳句を詠みますか。外国人と付き合う場合、国家レベルでも個人レベルでも、相手の国の文化について、少しでも知識や興味があることが(無くても有るようにみせることが)お付き合いの必要条件です。欧米の政治家はそのような基本を押さえているのかも知れません。この点、我が国の首相は、仕事以外では、外国要人とどんな話をするのでしょうかね。