2011年06月13日
女性の祭りでの力仕事
最近草食系男子の言葉を聞く。その対語で肉食系女子までは行かなくとも、草食系男子に代わって、祭りでの力仕事をしている女性がいる。踊りの集団の後尾に控え、雰囲気を盛り上げる巨大旗を振り回す役目を女性が受け持っている。旗竿を両手で持ち、気合を入れて旗を持ち上げる女性の全身の力強さにはほれぼれする。テレビ局の女性カメラマン(ウーマンか)が重そうなカメラを持って踊りの集団を追いかけている。カメラマンは男性の仕事と思っていた先入観念が吹き飛ぶ。
巨大旗 振る筋肉に バラ絵なり
踊り追う カメラに覆い 小雨なり
- by 秘境探検隊長
- at 03:21
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巨大な大漁旗を打ち振る筋肉隆々の若く魅力的な女性を見て、全く違和感が無く、隔世の感が湧きます。
以前、某企業のテレビコマーシャルに「チャールス・ブロンソンの男っぽさとマルチエロ・マストロヤンニの優しさを兼ね備えたような」との表現は、相容れない二つの長所を願望する当時の世相であったように思いますが、こんな世相について行くのは大変です。
齢で、自分が持てなくなったせいか、重い物を持ったり、担いだりする女性を見直します。カメラマンの言葉も、この世界に女性が進出しているので、カメラウーマンとでも呼びたいのですが、言葉の響きが今一で、看護士に倣って映像撮影士、いやこれでは言葉が硬すぎます。