2011年06月20日
マツの幹の顔と貌
宮丘公園の入口のところにマツの植え込みがある。このマツは木肌の表面がガサガサで、人の顔を当てはめるのが、白樺の幹などに比べて難しい。それでも枝の痕がうまく組み合わさると、人の顔、あるいは動物の貌に見えてくる。両の目はおいて、その下の突起を尖らかせた口と見るか、鼻と見るかで、顔は人間か動物に分かれる。動物とすればこの貌は何に似ているだろうか。尖った口では目と口の間に間隔があって、鼻があるとすれば、それが長い顔の部分をトリミング撮影する。
この貌は 何の動物 思案なり
無い鼻を 長くした顔 トリミング
- by 秘境探検隊長
- at 09:33
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冬芽貌シリーズや木肌貌シリーズは、植物の優れた光合成機能から見ると総て説明が付くようなバイオの世界に牽き込まれます。
その延長線上で、今朝から最近話題のひまわりを利用したセシウム汚染土壌の浄化への期待と、浄化のメカニズムに加えてセシウムを95%も浄化吸収したあとのひまわりには「有害な放射能は殆んど残っていない」との途方も無く都合の良い仮説を真面目に仕上げて仕舞いました。
放射性物質は、半減期で示されるように、どこに取り込まれても残りますから、セシウムを取り込んだヒマワリの処分法が次の問題になるかと思われます。セシウムを吸収したヒマワリを、従来通り畑に緑肥としてすき込んでしまうと、また土壌に放射性物質が戻ってしまうので、ヒマワリを焼却した灰を管理するとか、ヒマワリを地中深く埋めるとかの方法で、その処理には手間がかかると思われます。放射性物質は半減期を待たなければなくならい点がやっかいで、一度環境を汚染すると、その除去が可能なものかどうか、可能としても莫大な労力がかかる点が大問題です。
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土壌中のセシウムの95%を吸収したひまわりをその後どのように処分するかが課題として論議されておりますが私の推論は「ひまわりは土壌中のセシウムを吸収給していない」との仮説です。
ひまわりを植えた跡の作物収量が顕著に増加するのは、ひまわりの根に侵入した菌根菌が土壌中の不溶性リン酸成分を分解してひまわりに提供し、代わりにひまわりから糖質などのエネルギー成分の供給を受けると云う共生関係にあります。
では、菌根菌は何故に栄養分の少ない重粘土を3メートル以上も貫通して根を張り巡らして生存しているのか。
菌根菌は、生命起源後の多様な進化に遅れたまま低レベル放射線のフリーラジカル(活性酸素)をエネルギー源として生存して来たのではないかとの推論で、硫黄をエネルギー源としている深海の硫黄墳気孔近辺の生物を想定しております。
セシウムの放射線半減期が30年とすれば取り敢えずは菌根菌が3メートル程度の地層に埋めてくれると言う都合の良い推論です。
伊東さんのヒマワリと放射性物質に関する仮説(?)には理解が及びません。菌根菌の話と放射性物質の話は別の事と思われます。放射線を吸収したからといって、放射性物質が無くなる訳ではありません。太陽光線を浴びて植物が育ったからといって、太陽が無くならないのと同じだと思うのですが。いや、そんな話でもなさそうですが、喩えを当てはめることも出来ないといったところです。
伊藤祐様 今日(6月26日)の日経新聞の15ページに『土壌汚染の浄化にヒマワリ』『高効率で放射性物資除去』との記事が掲載されてました。
農林水産省と福島県で実証実験中とありました。
課題は放射性物資を吸収した植物の処分のようで放射性物質を除去するフイルターがついた焼却炉で燃やすことを検討しているようです。
ヒマワリがいじらしいですね・・・