2011年07月02日
実が膨らみ始めたリンゴ
少し前までリンゴの花が咲いていたと思っていたら、もう実が膨らみ始めている。リンゴの花は上を向いて咲いていた記憶があり、実も上を向いて大きくなっている。しかし、実がさらに大きくなれば、その重さで下に下がるようになるのだろう。実をさらに大きくするためには、間引きが必要と思われる。同じ枝に、同じように大きくなってきている実なのに、残る実と間引かれる実に分けられることになる。同期入社でも、勝ち残っていく人と、残れなかった人に重ねて考えてみる。
上を向き やがて下向く リンゴの実
残る実も 間引かれる実も 同期なり
- by 秘境探検隊長
- at 08:46
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間引かれる実(身)も、勝ち残れなかった身も、と擬人化して比較しますと、永いサラリーマン時代を勝ち残るどころか何とか生き残った遥か彼方を振り返り、身につまされます。
間引かれず残って、大きく育てられても、やがては摘み取られ、食べられてしまうことを考えれば、結果的には間引かれた実と大して変わらないともいえます。そこまで言ってしまうと、これは身も蓋もないですか。