2011年07月03日
アリウムの花から実への変化
アリウムの花は、花茎の一ヶ所から放射状に広がった花柄の先に花を付け、全体でボール状になっている。早朝の陽が、花から実に変化し出したアリウムを照らしている。赤紫の花弁に囲まれた緑色の実が現われてきて、人生の盛りを終え、実に変わる微妙な変化の時期を感じさせてくれる。これから少し日にちが経つと、花弁はほとんど落ち、緑の実が大きく見えてくる。実に変化した花が2本並んでいると老夫婦にも見え、実も落ち枯れてしまうまで寄り添っていくかのようである。
花から実 微妙な時期を 陽が照らし
寄り添いて 実になる二本 老夫婦
- by 秘境探検隊長
- at 06:47
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