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2011年07月06日

円山登山道の不動明王

 円山登山道に置かれている地蔵は、四国八十八ヶ所霊場の代わりである。全国にある八十八ヶ所は弘法大師と同行二人で巡るものであり、弘法大師を祖とする真言密教では、不動明王が守護神である。弘法大師が唐から帰国する船で嵐に遭遇した時、火炎に包まれ、波切りの宝剣を手にした不動明王が舳先に現われ、弘法大師は無事帰国できた故事によっている。登山道に置かれた不動明王の後背に炎が赤いペンキで塗られている。宝剣を右手に持って、厳しい顔で登山者を見つめている。

ここだけが 不動明王 白身なり

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道半ば 四十五番の 文字の読め

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