2011年07月14日
日傘のようなアメリカシャクナゲ
庭先に木花があり、近づいて見る。雄しべの先端が花弁に張り付いていて、まるで傘の骨が傘を支えているような格好である。白い傘で、日傘の雰囲気である。木の名前はカルミア・ラティフォリアで、アメリカシャクナゲの別名もある北アメリカ原産の木である。大正時代に、東京市長がアメリカにサクラを寄贈した答礼品としてハナミズキと共に日本にやってきた。可憐な木花であるけれど、葉に有毒成分がある。ツツジ科カルミア属の耐寒性常緑低木で、札幌でも庭木になっている。
庭先で 枝に干す傘 花日傘
シャクナゲの 名の付く木花 米渡来
- by 秘境探検隊長
- at 11:38
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この淡い色合いと花柄の日傘なら飛ぶように売れると思うのですが。
気をつけて見て歩くと、家々の庭には、色んな草花や木花があるものだと驚いています。写真を撮るせいで、花に関してはかなり名前を覚えました。