2011年08月03日
「屯田の森」の知られていない彫刻
西区の区役所と区民センターの駐車場と琴似栄町通の間の狭い緑地は「屯田の森」と名づけられて、屯田兵本部跡の碑を始め多くの琴似開拓に関する碑が並んでいる。近くに石のオブジェがあり、奥山喜生の「開拓の鼓動」の作品であると知ったのは、札幌市が出している野外彫刻の案内冊子「札幌散策」に目を通してからである。屯田兵屋が境内に保存されている琴似神社が彫刻の向こうに見える。彫刻は雑草の生い茂る中に取り残されてあり、そこから何の鼓動も伝わってこなかった。
石隙間 琴似の社(やしろ) 姿見せ
開拓を 伝える鼓動 雑草(くさ)が消し
- by 秘境探検隊長
- at 00:24
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