2011年08月14日
夏に雪を連想するナツユキカズラ
ナツユキカズラを漢字で表記すると、夏雪葛となる。カズラとはつる性植物を指している。夏から秋にかけて、白い花が枝を覆って一面に咲く様子が、遠目にはあたかも雪が降ったように見えることからこの名前になった。つる性の木であるため、壁などを伝って枝を伸ばすので、ツタのように家の壁面で大きく育てている場合がある。この状況では、花の季節には家に花壁を見ることになる。元々日本には自生していない木であり、市街地にある木は園芸種として植えられたものである。
遠目には 雪に見えたり 葛(かずら)花
蔓伸ばし 壁を覆いて 夏の花
- by 秘境探検隊長
- at 01:01
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