2011年08月24日
ベルガモの実で休むブチヒゲカメムシ
流通名がモナルダ・ベルガモという花がある。花弁が炎のように立ち上がって咲くように見えるので、タイマツバナとも呼ばれている。この花が終わると、実が球状に並んで現われる。花弁が一つ残って、実でできたボールから松明の残りの炎が一つ突き出したみたいである。その傍にカメムシが休んでいる。ブチヒゲカメムシである。実のところに取り付いているので、実もカメムシの餌になっているのだろうか。カメムシの生態については詳しくないので、この点よくわからない。
松明を かざしカメムシ 花実上
カメムシと 花実関係 不明なり
- by 秘境探検隊長
- at 01:27
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昨日真駒内公園へ出かけましたら途中の川べりに白いイタドリの花が満開でした。
以前渓流釣りに必要なイタドリの節目毎に獲れた羽化前の幼虫に興味は有りましたが、花は白に近いクリーム色で特別綺麗でもなく地味な感じですので興味を持った事は有りませんでした。
特に急ぐ用事でもなく、近寄って暫らく観察して判った事は、小型のアリが随分と動き回っており、なにかを食べている様子でした。
さらに、キンバエさえも何か食べている様子でしたがイタドリは微細とも言える程に小さな花の塊で、花と虫には相性の良い同士の共生関係があるにしても、今朝のようにいずれ劣らぬ見事な造形美同士の花と虫との同居は、図鑑では得られない芸術的で秘境的な印象に残る一齣と思いました。
最近、虫を拡大写真で見ると、これは芸術品であると感じるようになりました。街の中に置かれた彫刻とはまた別のすばらしい芸術作品が、草むらで動き回っています。