2011年08月30日
瑠璃色に輝くルリハムシ
雨滴の残る葉の上に瑠璃色に輝くハムシが居る。色からしてルリハムシのようである。卵形のハムシで、背中の翅の甲羅の部分にも細かな雨滴が乗っている。瑠璃は鉱石のラピス・ラズリのことで、この鉱石の色が瑠璃色である。宝石でもあり、このハムシは生きた宝石のようでもある。小さな虫なので、フォーカスを合わせ難い上に、瑠璃色をうまく写し取れない。ヤブハギの枝で花に身体をつけるようにしている。花が瑠璃玉を飾っているようにも見え、生き物の作る宝飾品である。
瑠璃玉が 雨滴を載せて ルリハムシ
ヤブハギが 瑠璃玉飾り 宝飾品
- by 秘境探検隊長
- at 00:54
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最近、花と虫が共生しているプログ場面を多く見かけますので、仮に、どちらが主役で、どちらが引き立て役かを考えておりましたところ「ヤブハギが瑠璃玉の装飾品を飾りにつけている」と言う今朝の爪句表現が誠にピッタリで、花と虫との主従関係がはっきり決まりました。
考えて見れば、虫たちは植物の光合成機能で生存しているのですから当然過ぎる話ですね。
ハムシとかコガネムシの身体の光沢の見事さは花にはないものです。その見事さを撮ってみたいのですが、ブログ子の腕ではまだまだ及ばない世界です。
ご無沙汰しています。今度は虫なんですね。
私もこの頃は蝶の写真などをよく撮っています。
ルリハムシは子供たちが「アオピカ虫」と言ってよく見ていますよ。正式名称だけでなく、子供たちの呼び方も愛嬌があって楽しいです。
七島さん 現在は虫撮りに一生懸命です。「アオピカ虫」ですか。なかなかネーミングが良いですね。虫撮りをやっていると、景色が目に入らなくなります。