2011年09月02日
名前が体を表すハイイロヒョウタンゾウムシ
虫の名前を見ると、特徴を捉えて付けたものが多い。元々名前というものはそういうものである。ハイイロヒョウタンゾウムシは、色は灰色といってよい。もう少し正確には、茶色っぽい地に薄い青色が重なって、黒い細かな点が体全体にある。離れて見ると灰色に見える。体は瓢箪形で、この名前は自然に出てくるし、忘れない。この虫のチャーミングポイントはその瓢箪形に黒目がついていることで、つぶらな瞳の表現が合っている。触覚も太目で、洒落た感じのするものである。
瓢箪に 細工施し 象の虫
ゾウムシの 魅力ポイント 瞳なり
- by 秘境探検隊長
- at 01:07
comments
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確かにカメラマンを意識したポーズですね。
小動物からならば兎も角、このように小さな昆虫から、恰も意識して振り向くような目で見られた経験は全くありません。
何とも表現の出来ない不思議な驚きです。
虫との遭遇は、求めていてもなかなか実現しないこともあり、ハイイロヒョウタンゾウムシは思いもかけない遭遇でした。