2011年09月10日
インターネットで探し当てたシナヒラタヤドリバエ
花に集まるハエとアブは、種類によっては見分けが難しい。触覚と口の形を見るとよいのらしいけれど、撮った写真から判定は困難だ。写真に撮ったものがハエかアブかの同定のため、インターネットで全体の形で似ているものを探して、シナヒラタヤドリバエに到達する。雰囲気からも何となくハエの感じはする。ヤドリバエは、他の昆虫に卵を産み付けて寄生する習性のものを指している。写真のヤドリバエは腹部が立派で、それを誇示するかのように、止まっても翅で体を隠さない。
肥満体 翅(はね)で隠さず ヤドリバエ
アブよりは ハエの雰囲気 ヤドリバエ
- by 秘境探検隊長
- at 12:54
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これまでは他の昆虫などに寄生する虫には少なからず違和感がありましたが、これも一種の天敵と思うようになりました。
人間の引き起こしている回復不能の環境破壊に比べれば、むしろ重要な生態系の一端を担っていると思います。
虫も生存のためあれこれと戦略を用いるようで、ヤドリバエのやり方もあるかと、その戦略には意表を突かれます。虫も子孫を残すために必死なのですね。