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2011年09月11日

舞妓には見えないクロマイコモドキ

 金色の細長い虫がイタドリの葉の上に止まっている。近づくと飛んでいってしまう。何の虫か見当がつかなかったけれど、ネットで調べるとクロマイコモドキというガの一種である。マイコモドキを漢字にすると舞妓擬であり、舞妓のようなという意味である。このガをどう見れば舞妓に見えるのだろうか。黒が頭についていても、目玉を除けばどこにも黒い色は見られない。訳のわからない命名であるけれど、それなりの理由があるのだろう。金色の細身の身体で、美しいガである。

イタドリの 花をバックに 舞妓かな

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名にあれど 舞妓に見えず 金色蛾

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実際に黒い蛾が存在するのかも知れませんが、蛾は白が多いと思いますので、一般的には真っ白でなくとも黒っぽければ黒と命名する例が多いようですので、プログでは茶色がかった金色ですので、クロ舞妓モドキと名づけたように思います。
例えば、クロユリ クロサイ クロマツ黒真珠黒米 黒潮 黒ソイ…。 花や虫の命名の経緯の面白さが大分判ってきました。

  • 伊東 裕
  • 2011年09月11日 15:12

 確かに白でないものは黒という理解の仕方もありそうです。しかし、金色(黄色)を黒とするのはとても無理で、この蛾を黒と表現するのは何か他に理由がありそうです。

  • ブログ子
  • 2011年09月11日 18:03
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