2011年09月12日
円らな瞳のオオコシアカハバチの幼虫
葉の上を幼虫が移動している。幼虫は大別すると毛虫と青虫になる。毛虫は少々恐ろしげに見えるけれど、青虫の方は愛嬌のあるものも居る。この青虫は肉の突起を背負っていて、先端の頭部には円らな瞳がある坊主頭で、可愛いいといった表現を当てはめてよい。頭を下げ伏目がちなので、頭を上げた両目の揃った写真を撮ろうと突いたら、丸まってしまった。死んだふりでもしているのだろうか。ネットで調べて、オオコシアカハバチ(大腰赤葉蜂)の幼虫であることを知った。
人見知り 円(つぶ)らな瞳 伏目なり
丸まりて 仮死状態を 見せるなり
- by 秘境探検隊長
- at 15:40
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毎日、プログを開いて、先ず爪句の5・7・5の韻を鑑賞し、次いで説明文に目を通しますと大体のイメージ像が発現します。
脳細胞のこの間の反応をスローモーション撮影並に文字に変換しますと、この順序になりますが、一瞬であり、通常、イメージ像はマクロ撮影した実際の画像とさほどの乖離はなく、そこで、あらためて説明を描写して得たイメージ像と対比しする訳ですが、この幼虫はナマコにそっくりで、身近にこんな幼虫が居たとは全くの驚きです。
秘境の虫シリーズに「ビックリ賞」があるとすれば、多分上位入賞確実です。
言われてみると確かになまこに似ていますね。ただ、なまこは触れても、この青虫は素手で触る気にはなりません。青虫、毛虫は苦手です。