2011年09月14日
錆色のサビヒョウタンナガカメムシ
サビヒョウタンを漢字で書くと「錆瓢箪」であろう。昆虫の名前に錆の修飾語を用いるのは、サビキコリの例と同様に、体表面の色合いが錆の印象を与えることによっている。身体の形を瓢箪で表現しているけれど、中間でくびれた瓢箪の形には似ていない。アップルミントの葉の上に居るところを撮っていて、葉の大きさと比べても小さなカメムシであることがわかる。脚の表面が光を反射させ、金属で出来ているように見える。黒光りする脚の方は錆がついている様子には見えない。
錆色が 翅(はね)に現われ カメムシ名
錆瓢箪 合掌前脚 黒光り
- by 秘境探検隊長
- at 02:25
comments
コメントを入力してください
アップルミントの葉の大きさが判らないためサビヒョウタンナガカメムシの大きさの見当が付かずサビ色も気の毒ですが、見事な造形美は赤と黒とが左右対象に調和した同属に引けを取らないようです。
測っていないのですが、体長は1cm未満だったと思います。小さなカメムシです。写真に撮るのも難儀ですが、最初見つけるのが、視力の落ちたブログ子には難事です。