2011年09月28日
種の同定はお手上げのイトトンボ
イトトンボはその細身の身体を斜めにして草の間を飛んでいたりするので、なかなか見つけられない。イトトンボはどれも似ていて、種を同定しようと撮った写真と図鑑やネットの画像と比べても、これだと確信が持てない。同定には眼後紋も重要で、これはイトトンボの目の後ろにある青い紋である。この紋が目のように見えて、イトトンボがこちらを伺っているように思えてくる。それにしても細身の胴体が真直ぐ伸び、昆虫美形コンテストでも行ったら上位入賞間違いなしである。
眼後紋 こちら伺う 目の如し
真直ぐに 細身の伸びて 美形なり
- by 秘境探検隊長
- at 02:38
comments
コメントを入力してください
以前から不思議に思っていたのですが、あのか細い華奢なイトトンボの胸部の5倍ほどの永い胴体部分についてです。
今日のプログの上の写真では、垂れ下がらずに、見事な直線を保っているのは、胸部筋肉が特に発達しているとか、外皮が硬いにしても一体何故だろうか?と云う事です。
他のトンボに比べて、飛んでいる範囲は池の端の葦の間などに限られているのは、華奢な体形が飛翔するには全くアンバランスのまま進化の波に遅れたためでしょうか。
確かに、糸と表現されるイトトンボの体型はどうしてあのようになったのでしょうかね。尻尾を水面に垂らして産卵するために都合がよいためでしょうか。トンボは一般に距離があると逃げられてしまうのですが、極めて近くに寄るとじっとしています。あの習性も不思議といえば、不思議です。