2011年09月29日
怒り顔を背負ったナガメ
ナガメの鞘翅のデザインは黒地に黄色の太線のシンプルなものである。芸術家のインスピレーションを一気に表現した大胆なデザインともいえそうである。このデザインは、多くのカメムシの種類の中でも見分けがつき易い利点がある。加えて、名前のナガメも「菜の花につくカメムシ」を約めたもので、覚え易い。見る角度で、ナガメの背中の模様は人の怒った顔に見えてくる。虫の目を惹く模様は警告の意味が込められているそうで、この顔は人間にその意図を伝えているかのようだ。
大胆な デザイン見せて ナガメなり
近づけば 警告発し 怒り顔
- by 秘境探検隊長
- at 00:05
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プログは怒り顔そのものですが、それにしても花や虫シリーズの虫たちがプログに絶妙なポーズで納まっているのを見ますと、カメラを構えて「ハイ ポーズ」に応えているようで、花や虫達と自在に意思疎通をしているようです。
元京大の生物研究専攻の団まりな博士の著書「細胞の意志」を実感します。
虫たちに「ハイ、ポーズ」と声を掛けたくなる時が幾度もあります。しかし、飛んで欲しい時に止まっていて、止まってほしい時には飛び回ったりで、なかなか撮り手の思い通りにはなりません。だから又面白い、とうところもあるのですが・・・