2011年10月12日
都市秘境散策講座10・12
今日の都市秘境散策講座は、札幌市博物館活動センター見学から始まる。同センターの学芸員の古沢仁氏から説明を受ける。北海道の成り立ちの概説の説明がある。丁度メムの企画展が開催中で、メムと札幌市の形成についての解説がある。
特別に収蔵庫も見せてもらう。特別収蔵庫内で、珍しい昆虫の標本が目の前に出される。
かつて札幌市に生息していて、今は絶滅したとされるテングチョウの標本もあり、標本箱の中に収まったものを撮影する。
センターの地下の部屋で化石のスクリーニングが行われていて、その様子を見学する。巨大な岩石からクジラの化石を取り出す作業で、これは根気の要る仕事である。スクリーニング後捨てられる岩石の破片から、植物の化石の残った小片を探し出しもらってくる。
博物館活動センターからはカデル27の地下通路を通ってみる。ここに、こんな立派な通路があるのは、参加者の誰も知らなかったようである。
クリックするとパノラマ写真動画になります。
赤れんが庁舎から、メムの名残といわれる庁舎前庭の池の横を通って札幌エスタ11階屋上の「空のガーデン」に行く。先月開園したばかりの、本道初の本格的屋上ガーデンである。監修はテレビドラマの舞台になった「風のガーデン」も手がけた上野砂由紀さんである。今回はここで散会となる。
- by 秘境探検隊長
- at 15:34
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