2011年10月03日
頬髯に見るブチヒゲカメムシ
エノコログサにカメムシが張り付いている。カメムシの鞘翅部分を顔に見立てると、両脇の縁取りのブチ模様は髯に見えてくる。これがブチヒゲの名前の由来らしい。イネ科の害虫でもあるそうで、イネ科のエノコログサに取り付いているのは理にかなっている。時々見かけるカメムシで、ホオズキの実の上にも居た。雨上がりで、雨で濡れたホオズキの実が陽を反射して光っている。これがカメムシの足元のフットライトのようで、カメムシ全体が黄色く照明されたように見えてくる。
甲羅顔 ブチの髯見え 名の由来
カメムシを 鬼灯(ほおずき)照らし 黄に光り
- by 秘境探検隊長
- at 04:44
comments