2011年10月04日
ノラニンジンの花後に居座るアカスジカメムシ
ノラニンジンの花には色々な虫が居座っている。なかでもよく見かけるのはカメムシで、アカスジカメムシが居る。このカメムシの名前の通り黒地に赤い筋が入っているので、一度覚えると次からは名前がすっと出てくる。ノラニンジンを餌にする虫なので、食料倉庫に居座っているようなものである。ノラニンジンの花後は丁度身を隠すのにも都合が良く、他のカメムシにもこの食料倉は人気がある。違った種類のカメムシが同居していたりして、過密状態になっているのを見かける。
カメムシは 食料倉(くら)に 居を構え
アカスジも ブチヒゲも居て 人気部屋
- by 秘境探検隊長
- at 02:19
comments
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どちらも分類上は同じ目なのかもしれませんが、種の壁は存在していると思います。
蟻なども違った種類がすれ違う事はあっても、このように呉越同舟のような同居の光景は見たこともなく、学術的にも珍しい現象ではないでしょうか。
確かに種が違えば虫たちが一緒にいるのはあまり見かけません。しかし、居心地のよい場所ではカメムシはテリトリーを主張し合わないようです。虫の世界でも、住宅不足は好き嫌いの問題を小さなものにしているようです。