2011年11月01日
知事公館庭の紅黄葉と石の彫刻
新聞社系の教養講座で、参加者を連れて知事公館の庭を駆け足で見て回る。庭に安田侃氏の「意心帰」と題された白大理石の彫刻が置かれている。丁度紅黄葉がこの石の置物に着せる衣装を披露しているかのように周囲を飾っている。彫刻の作品名は意味不明であるけれど、この美の構図は明快である。この時は時間に追われて、写真も満足に撮ることが出来なかった。そこで翌日再び出向いて写真撮影である。知事公館の建物を入れて、絵を描くつもりで、見事な景観の一部を切り撮る。
白石に 着せたき紅衣 披露なり
朱の色が 白際立たせ 壁と石
- by 秘境探検隊長
- at 16:35
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洋風の白い建物と、どっしりした白い大理石とのあいだを紅葉が見事に引き締めており、この写真一枚だけでも「ここはどこ?シリーズ」に好適の難問と言えそうです。
札幌は広くて、この季節にあちらこちらと紅黄葉の見所を回るには時間が足りません。写真を撮るとなると、天気の問題もあり、天気と時間の折り合いをつけて回っています。