2011年11月02日
都市秘境散策講座5回目
本日(10月2日)の都市秘境散策講座は、この期の五回目となる。本日のテーマは菊花と野外彫刻の観賞と鑑賞である。集合場所はJR札幌駅コンコースの安田侃の「妙夢」の作品名横で、ここから出発する。駅近辺の彫刻をさらりと見て、道庁前のイチョウ並木の黄葉の最盛期を観賞する。豊嶋敦史のトーチの作品を見て、JR駅前通地下歩行空間(チカホコ)に入る。
丁度札幌菊まつりの開催中で、昨年まで地下街で行われていたものが、チカホコでの最初の開催となる。開催期間は明日(3日)までなので、うまい具合に街歩きと重なった。
菊花に関するにわか知識で解説を行いながら、並んだ菊花の作品を観賞する。花好きなら、ここで留まりたいところだろうが、今日の散策のメインテーマでないので、適当なところで観賞を切り上げる。
今日のメインテーマは、安田侃野外彫刻展で、この催しの概略の解説をする。チカホコに展示されているレプリカの作品を一通り見て歩く。
地下街のオーロラタウンを抜け、創成川公園に出る。風は少々あったが、寒くはなく、歩くのには良い日であった。この公園にある安田侃氏の本物の彫刻を見て歩く。松田与一の大友亀太郎像や創成橋も見学する。それにしても、人通りの少ない公園である。
創成川公園から狸小路に入り、狸小路に展示されている野外彫刻展のレプリカの作品を見ながら、1丁目から7丁目までを散策する。途中、流政之のポンサの狸像を見る。最後は資生館小学校のところの二宮金次郎像を見学後、散会となる。良く歩いた半日である。
- by 秘境探検隊長
- at 16:14
comments
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創成川公園が華々しくスタートしたのに観光シーズンを終えた途端に人通りが少ないとは少々寂しいですね。
テレビ塔が建った頃の創成川に分断された東側は殆どが平屋建てであったように思います。
しかし地下鉄東豊線開通とかコンベンションセンター建設を契機に豊平とか白石が急速に発展しており逆に中央区へ発展の勢いは創成川公園の再開発を先取りして勢いを増しているように思います。
此の夏の公園スタートを契機に第二第三の変革が予想されます。
つまり、創成川と中央区間の開発の遅れは例えば西区と中央区の間は琴似を含めて短期間に埋め尽くされたのと同様の変貌が予感され、札幌の秘境予備軍増加はますます加速すると思いす。
創成川公園は何か仕掛けがないと、公園というより、洒落た道路か細長い緑地(河川敷か)の位置づけで固定され、人が集まる公園からはほど遠い存在になってしまうように思えます。人通りや都市の賑わいを創り出すのは、思ったようには行かないようです。
先日は菊の鑑賞の仕方を教えて頂いて勉強になりました。
今まで元々の1本が3つにわかれてるのも知らなかったし、高さに微妙に変化をつけているのも知らずに見ていました。
お話を聞くと菊に対する見方も変わってきました。
私の俄か勉強が参考になってよかったです。かくいう私も、三本仕立てが一本の茎から茎別れをさせて育てたものだと知ったのは、昨年(か一昨年)でしたので、あまり大きな顔はできません。