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2011年11月10日

サクシュコトニ川の川面に映る紅葉

 紅葉は青空が広がった下で撮るのが絵になる。しかし、これは天気や紅葉の進み具合の条件が合った時と場所に居合わせる必要があり、なかなかそのような機会に恵まれない。用事があり、朝のサクシュコトニ川の付近に居てこの条件を満足している光景に出会った。古河記念講堂の手前の桜が色づいていて、白い建物の上に青空が広がっている。青空の色を出そうとすると、空の下のものが暗くなる。川の水面に映った青空と紅葉は、光りの調整機能を受けて、鮮やかに写っている。

青空は 川面に沈み 紅浮かび

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水中を 風が吹いてか 紅葉(べにば)揺れ

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先日の「鏡像を覗き込み撮り学府川」はこれこそ今シーズン紅葉撮りの頂点に位置すると思ったのですが、今朝はさらに数段も見ごたえがあり、古河記念講堂を背景に「青空が川面に沈み紅浮かぶ」は多くの爪句愛好者の度肝を抜き心底から喜ばせたと思います。
植物無しでは人間は存在し得ないのに、更に四季の景観で癒しと活力を受けており、私など地道なバイオ研究者にとって秘境の花巡りは最高のストレス解消です。
目下研究を集中しているひまわりの機能性成分では高齢者の脳機能に関わるアセチルコリン系の難問に関する貴重な基礎文献を発見、花秘境様々です。

  • 2011年11月10日 13:57

 在職時は研究室から外に出ること、まして構内の写真を撮り歩くことなど無かったのに、今はカメラを抱えて写真写りの良さそうなところを探して構内を歩いています。変れば変るものです。

  • ブログ子
  • 2011年11月10日 15:45
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