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2011年12月07日

トビと推定する大型野鳥

 高い木の先に大型の鳥が止まっている。光りの加減で、シルエットに近い写りとなっていて、色合いがわからず、何の鳥かはっきりしない。格好からはトビのようである。望遠レンズを向けてしばらく待機していると、梢から飛び上がった。開いた翼羽の様子や三味線のバチ状の尾羽から、トビである可能性が高い。小雪模様で、鉛色の空に合わせたように濃い灰色の姿で飛び去って行った。これから雪で覆われる山野で餌を捕獲するのは難儀なことであろうと、飛びゆく先を見やった。

鳥梢(とりこずえ) 小雪の空で 影絵なり

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飛び姿 トビと推定 初冬空

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先週中央バスで深川への途中、野幌辺の車窓から20羽程ものトビの大群がかなりの上空を舞っているのを見上げたのを思い浮かべ
多分低空を飛ぶ小型の渡り鳥を集団で狙っているように思ったのです。
また、10月頃のテレビでは室蘭辺りの切り立った岸壁でヒヨドリの大群が青森方面へ低空で渡るのを猛禽が待ち構えて襲っている光景が放映されました。
このことから、今朝のトビの飛翔の姿は、雪で覆われた雪原上にどのような獲物を見つけたのか、それがリスか野ねずみなのかと飛び行く先を私なりに想像しました。

  • 伊東裕
  • 2011年12月07日 21:43

 雪原になると、小動物は身を隠すものが無くなって、トビの餌食になり易いですか。とはいっても、これらの小動物も少ない餌を捜さねばならず、これから野生動物は生存をかけての試練の季節に入ります。厳しいですね。

  • ブログ子
  • 2011年12月08日 00:07
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