2011年12月05日
朝の水滴イルミネーション
梅の枝に積もって解けた雪の水滴が朝日で光っている。イルミネーションで枝を飾っているようである。この季節恒例の冬のイベント、ホワイトイルミネーションが都心部で行われている。このイベントでは、様々な色の電球やLEDが、札幌の夜を飾る。これに対して、朝日に輝く水滴イルミネーションは白色一色で、素朴なものである。電気代もかからず、エコロジカルな飾りである。難点はいつも見ることができない点で、雪が解ける気温と朝日が顔を出す条件が満足される必要がある。
豆電球 点るが如く 梅の枝
水滴で エコ電飾の 雪の朝
- by 秘境探検隊長
- at 16:01
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梅の枝に突然現れた天然のイルミネーションは、冬芽の大きさと水滴の表面張力とのバランスや、枝の斜度の他にも、気温や湿度や雪質や風の有無など、幾つもの条件が相互に関わって、さらに明け方の日の出前に限って出現した極くごく稀な現象に着目し捉えた珍しい現象と思います。
この情景は写真より実際の場面の方が印象的です。写真に撮ると、実際より印象深い場合があるのですが、写真技術が現実のものに追いつかない場合も多いです。