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2011年12月29日

老楽の名のペルー産サボテン

 エスポストア・ラナタの名前のサボテンの原産地名に、ペルー北部の表記があるので写真に撮ってみる。園芸名は老楽とあって、これはこのサボテンの棘にまとわりつくようにある白い毛が老人のそれを連想させることからきているようである。植物園温室の鉢の中のものは1m程度の高さであったけれど、3~5mにはなるとのことである。サボテン名はペルーの植物学者エスポストから付けられたとネットで知る。ペルーの北側で国境を接するエクアドルもこのサボテンの産地である。

老楽と 己(おのれ)に重ね 写真撮り

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ペルーとは 遠き国なり 棘柱

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ペルー産の老楽と称するこのサボテンの形状が見れば見るほど工学的造形美の極致を形成していることを飽きる事無く眺めながら、併せて爪句と簡潔な説明文も読みながら、爪句の本質(又は魅力)とは何かを考えて、私なりに幾つかの「爪句とはなに?」の複数正解に到達?しました。
自然の植物の造形美だけならば華麗な色彩を駆使した図鑑が古今東西幾らでもあり、絶版であれば電子書籍で解決出来ます。
写真テーマを飾る爪句は5・7・5の一見俳句形式を採りながら、独特の軽妙なウイットと鋭い洞察の閃きは日本語特有の情報表現性に裏打ちされており、簡潔精緻な説明文にしても、並の作家ならばそれだけで1冊の書籍になりますから、一般的な書籍形態を採用すると、使い勝手が良く何時でも何処でも、しかも低価格提供となると話は別です。
爪句がコンパクトなワンコイン(500円)の豆本シリーズでテーマ毎に、季節毎に携帯可能なスタイルで紹介し、国際的にも知名度の高い札幌市と云う特異な素材を、都市秘境のテーマで包み情報化し最新の時事情報も組み込み、完成度の高いパノラマ形式を駆使した進化は、情報を求め続けている読み手から高い評価・共感を得ていることが、爪句を類例の無い優れたコンテンツに仕上げている理由と結論しました。
今後は、この広告情報性の高いコンテンツに着目し企業のホームページに応用を検討依頼する先進的企業が出てくると思います。


  • 伊東裕
  • 2011年12月29日 18:44

 形式は爪句(俳句もどき)なのですが、5 7 5に合わせて説明文を書くため、関連事項を調べて、これが勉強になっています。説明文も200文字と制限を設けていて、この制限があるためかえって文章が書きやすこともあります。制約は自由より案外対処し易いのかもしれません。

  • ブログ子
  • 2011年12月29日 19:17
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