2012年01月07日
初詣の定番屋台
北海道神宮のような大社ともなれば、初詣の参拝客は長い列をつくる。この人出を見込んで境内には屋台が並ぶ。屋台には定番のものがあり、その中でもビニール袋詰めの綿飴はいかにも祭りの雰囲気である。初詣が祭りなのかどうか疑問でもあるけれど、厳粛な神事と賑やかな商売の俗事が、広い境内で住み分けている。お御籤は紙切れ一枚で、これに満足しなければ屋台のくじ引きがある。屋台に景品が並べられ、子供よりも若者が品定めをしている。初詣の風景の1コマである。
綿飴は 祭りの定番 初詣
くじ引きは 俗事の御籤 品定め
- by 秘境探検隊長
- at 07:53
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初詣での厳粛な神事と、参道などに陣取った出店の賑やかな祭りの俗事を同時に見られる日本は、外国人の眼には理解不可能な無信教国として映るのかも知れませんが、爪句では堅苦しい宗教論はさておき「神事と俗事の棲み分け」と簡潔明快に裁いており、すっきりと同感です。
神社の境内で商売をしている屋台に、神社に配慮して当の神社のお札とか簡易神棚みたいなものがあるかと思うと、ないようです。神域の中にある屋台で、わざわざお札を貼る必要もないですか。でも、十字架のネックレースや飾りを並べた屋台が出たら、神社はクレームをつけるのでしょうかね。