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2012年05月20日

黒い錐の嘴のゴジュウカラ

 林に緑が戻ると、鳴き声はしても小型の野鳥は木の葉に隠れ、その姿を写真に収めるのが難しい。それでも森林浴を兼ねて朝の林道を歩くたびに野鳥の姿を写真に撮る機会をうかがう。そんな時、目の前の葉の出ない枯れ木に野鳥が止まったりする。この時は野鳥の種類の詮索は後回しで、何枚か撮っておく。パソコンで拡大した写真でゴジュウカラと確認する。丈夫そうな錐のような黒色の嘴を持った鳥である。この嘴で枯れ木に錐を立てて、枯れ木の中の虫を探しているようである。

動きあり 黒い錐持ち 顔出なり

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朝食の 虫見つけたか 錐を立て

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テレビなどで、狐が雪原で立ち止まりジャンプして雪の下の地面通路で走り回って居るネズミの動静をキャッチして捕らえる場面が時々ありますが、キツツキが樹の幹を叩いて驚いた虫の動きを察知し錐を突き立て捕食する能力は人間社会で言えば、戦争映画で水中の潜水艦のスクリュウ音を察知し爆雷を投下するためのソナーを思い浮かべます。

  • 伊東 裕
  • 2012年05月21日 22:39

 動物や鳥の餌の捕り方はユニークなものが沢山ありますね。それを映像で追いかけるプロの人達の技も大したもので、飛ぶ鳥の姿さえも画像に残せないブログ子から見ると、神業のように見えます。

  • ブログ子
  • 2012年05月22日 02:12
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