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2012年08月24日

三角山のカワミドリ

PCで 再発見の カワミドリ

 3,4日前の真夏日に登った三角山で目にした花の名前が思い出せずに放っておいた。気掛かりなことは解消しようと、今まで撮った花の写真と比べてカワミドリに行き着く。シソ科の多年草で、蕊が薄青紫の色の花弁の外に飛び出している。


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この花を見るのは初めてで、ネットで調べましたら、カワミドリ・藿香(かっこう)しそ科の多年生薬草として載っておりましたから、多分見たことはあるのかも知れません。
例えば「どくだみ」は古来の薬草ですからよく知っておりますから、この野草が、吐き気・嘔吐・下痢・食あたり・夏風邪・感染性胃腸炎など消化器系に薬効ある貴重な薬草と知っていれば、例え利用はしていなくとも、浅漬けで重大な被害の出ている0157に関連して思い浮かんでいたと思います。
推測ですが、ありふれた0157による下痢などに際し、古人はこのような薬草の知識を広く共有して対応してきたのかも知れませんが、これからは高齢者とか幼児が、軽微なウイルスの標的に曝される時代の到来を予感します。
医学知識の進歩にも拘わらず現代人は貴重な薬草情報を伝える術を失っているように思います。
自然環境に恵まれた北海道は、このような貴重な薬草の宝庫であるにも拘わらず知らなければ、ただの野草ですから、情報化社会と云われながら、情報の取捨選択能力の低さと、生命体を維持する上で必要な情報量の少なさと、伝承能力の喪失に今更ながら愕然としております。


  • 伊東 裕
  • 2012年08月25日 20:35

 最近は漢方薬ブームで、以前なら話題にもされなかった薬草が見直されているのかも知れません。それにしても薬草を一番最初に試してその薬効をはっきりさせた人は偉かったですね。現代でも薬草の薬効を研究しているところもあるとは思いますが、畑違いで状況がまったく分かりません。

  • ブログ子
  • 2012年08月25日 20:59
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