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2012年09月15日

石狩浜の「無辜の民」

無辜の民 砂浜ススキ 供花なり 

 石狩の浜にススキと赤く色づいたハマナスの実に囲まれて、異形のブロンズ像が横たわっている。手と脚の部分は判別がつくとして、身体の残りの部分は布で巻かれていて、頭部は隠れている。本郷新の「無辜の民」シリーズ作品の一つ「虜らわれた人I」である。戦争の惨禍を蒙った民を表現している。それは北海道の開拓で斃れた人々にも通じるものであり、開拓慰霊碑として設置されている。訪れる人もいない砂浜に置かれた像に、ススキが供花のように見えていた。




(画像クリックでパノラマ写真)

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   「原発禍 異形ならざる 無辜の民」

  • 伊東 裕
  • 2012年09月15日 21:48

 原子力は戦争でも平利用でも災いをもたらし、斃れる無辜の民は累々です。

  • ブログ子
  • 2012年09月15日 22:23
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