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2012年09月16日

遊ぶ母子像

つなぐ手は 愛の流れる 回路なり

 東区民センターの建物の前に本田明二の「手をつなぐ」がある。母子が手をつないで遊びに興じている姿の彫刻である。植え込みの中の高い台座の上にある彫刻で、パノラマ写真が撮り難い。近くに大きな集合団地もあり、幼児の居る家の内繰り広げられる母と子の交歓の図なのだろう。母子が衣服を着けている方が、現実感があると思われるけれど、裸にして表現をより前面に出そうとしているためなのかとも思ってみる。同作家には他の母子像や子供の像があり、見ることができる。




(画像クリックでパノラマ写真)

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毎朝プログで見せていただいている「今朝の一枚」について、強く惹かれた理由を考えてみたところ、写真そのもののテーマ性とか爪句の独特の魅力に加えて説明文の明快さなど、幾つもの要因の渾然とした一体性・ストーリー性にあると思います。
「繋ぐ手は愛の流れる回路なり」から思うことは、日本の現代社会の大きな底流でもあるITの本質について、各界の名だたる専門家ですら誤った持論を展開していると思える実態は、この度の国の長期エネルギー政策を始め、外交、景況対策など多くの分野に亙り情報処理能力が進化しているとは到底認め難く、逆に低下している様に見えるのが多くの市民の共通認識と思いますし、プログ子先生にとっては尚更の危惧と拝察しております。
コミニュケーションとかIT論は兎も角「わが子と手を繋ぐ女性」の立ち姿の魅力から、8月31日の[今乙女コンブを干したり役場前]の作者不明の女性像が思い浮かび、あらためて本田明二の他の作品を調べていて、昨年12月11日の「ここはどこ」の五輪小橋の作品とかスタルヒンのブロンズ像などに行き着き、さらに本郷新の作品の魅力にも魅せられたのは今朝の大きな収穫です。

  • 伊東 裕
  • 2012年09月16日 17:53

 最近の新聞記事は怖いもの見たさ、の感じがします。政治、経済、国際問題と難問山積です。中国の反日(排日)デモなんかも、これでは日中関係の悪化が泥沼化していくのではないかと危惧しています。最近は中国に行くこともなくなっているのですが、中国と仕事をしている人は大変だろうな、と思っています。領土問題は偏狭なナショナリズムがからんでくると本当に厄介な問題です。中国の反日愛国教育は中国政府が自国民からしっぺ返しを受けることになると思っています。

  • ブログ子
  • 2012年09月16日 19:39
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