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2012年11月15日

車窓に親子岩が見える鵜苫駅

 漢字表記の鵜苫は意味不明である。北海道の地名の多くがそうであるように、アイヌ語が語源でそれに漢字を当てはめていて、アイヌ語の「ウトマム・ペッ」(抱き合う川)が基になっている。しかし、どうしてこの漢字を当てはめたのだろうか。貨車駅舎で海中の様子が駅舎の壁に描かれている。鵜苫港があり、駅舎の向こうに海が顔を見せている。駅から列車が離れると車窓から様似の海岸が見えてきて、親子岩と呼ばれている、岸から離れたところにある岩礁が束の間姿を見せる。

貨車駅舎 壁見てそこは 海の底

車窓には 親子岩見え 鵜苫駅


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在職中の苫小牧支店に在職中は、かなりの釣りキチでしたから、海釣り大会で日高海岸へは襟裳岬までも出かけ、最近の地図からは姿を消しておりますが、荻伏の隣に「鳧舞」が昭和42年に小学館から初版発行された日本分県地図に載っております。
多分この地域以外の人には読めない地名と思います。

  • 伊東 裕
  • 2012年11月15日 12:40

 海釣りですか。子供の頃釣り竿なんていうものが手元になくて、綿糸に適当に釣り針と餌をつけて海岸の沖合に投げ込み、糸の元を海岸の石にくくりつけておく海釣り法がありました。
 鳧舞(けりまい)の地名はおぼろげに覚えています。現在でも三石町にこの地名が残っているのではないかと思います。この地名も難読の最右翼に来ますね。

  • 当て鉄作家
  • 2012年11月15日 13:11
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