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2012年11月17日

木造で特徴のある厚賀駅

 日高支庁管内の日高町と門別町が合併して日高町になっている。旧門別町には厚別と賀張(がばり)の地名があり、この両方の地名から一文字づつ取って厚賀の名前にしている。厚賀駅舎は横板が張られ、玄関の屋根部分がアーチになっている。このアーチと並んで三角の屋根の部分があり、以前この屋根の下に出入り口か何かがあったのだろう。生徒と思しき若者が尻まで下げたリュックを背負って列車から降りて行き、駅の玄関口に吸い込まれていった。この町に住む若者なのだろう。

厚別と 賀張の境 厚賀なり

若者が 吸い込まれ行き 駅舎なり


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此処はどこ(の駅)に登場する地名の由来説明で、その地域住民の地名変更への惜別・愛惜が偲ばれ、知恵と妥協の所産に興味深々たるものが有ります。

  • 伊東 裕
  • 2012年11月17日 09:59

 二つの地区から文字を取って新しい地名等を作る例は札幌でも見られます。真駒内と西岡に挟まれた「駒岡」、菊水と豊平で「豊水」、札幌と豊平で「幌平」等々あります。いずれも自分達の住んでいたとこの名前を少しでも残したい気持ちの表れですね。

  • 当て鉄作家
  • 2012年11月17日 15:59
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