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2012年11月20日

特徴のない節婦駅

 節婦とは節操をかたく守る女性の意味である。この言葉の意味と節婦の地には何の関係もない。アイヌ語で広いところを意味する「セプ」に漢字を当てはめて地名にしている。新冠町の節婦駅は以前貨車駅だったのが新しい駅舎になっている。列車の窓から3方向の写真を撮ってつなぎ合わせてみる。これといった特徴がある駅ではない。節婦を過ぎ、次の新冠駅に行く途中に岩壁に馬が疾駆している絵があり、「にいかっぷ」の文字が読める。サラブレッドロードを飾る大壁画である。

パノラマで 特徴探し 節婦駅



(画像クリックでパノラマ写真)

岩壁で 駒の出向かえ 優駿路


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「岩壁で駒の出迎え」がいいですね。
説明に大壁画とありますので、米国のサンタモニカ丘陵のランドマーク「HOLLYWOOD」の文字が思い浮かび、写真の新冠駅近くの壁画の建設費とか大きさなどの規模も知りたくなりました。

  • 伊東 裕
  • 2012年11月20日 21:01

 車窓から見るこの岩壁画は十秒も経たないうちに視界から消えるので、写真に撮るのが難しいです。この場所を列車で通過する度、何回かトライして、やっと全体を捉えることができました。走る列車からの撮影では、連写モードにしておくべきで、いつもそれを怠って画面内に被写体をうまく取り込めていません。

  • ブログ子
  • 2012年11月20日 21:27

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パノラマで「此処はどこの駅」との設問には何時も少々緊張しますが採り上げたテーマの土地柄などの来歴解説は読むだけで肩も凝らず結構楽しみなものです。
今日の節婦駅についても「これといった特徴のない駅」との説明を私なりに玩味してみました。
先日、建築業であった弟からの受け売りですが、ネットで節婦駅舎を見ますと、鋼板又はアルミ板屋根は長尺の横張りで、コストも高いのですが落雪効果が大きく、本州の瓦葺きよりも耐震効果に優れており、特に日高沿線の潮風には最適の見栄えの良い建築方様式のようです。
改めて、周辺の建物を見ますと、殆ど例外なく横張り屋根で、この点からも駿馬育成で蓄積された日高地方の経済力を実感します。
その他にも日高沿線の30駅は、三石コンブとか静内の桜並木とかアポイ岳や襟裳岬などの観光資源に恵まれた魅力ある地域と思います。

  • 伊東 裕
  • 2012年11月21日 20:59

 我が家の三角屋根も横張りで、雪は良く落ちます。寝ていても屋根から雪の滑り落ちる音が耳に入ってきます。日高地方は雪の少ないところなので、屋根の雪にはあまり気を使わなくてもよさそうです。それより、風が強いので、風に飛ばされない屋根にしておく必要がありそうです。

  • ブログ子
  • 2012年11月21日 21:14
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